子どものこだわり? それとも大人のこだわり?
子どもがなかなか言うことを聞いてくれないと、「どうしてそんなことにこだわるの?」と思うことはありませんか。
でも、よく考えてみると、子どものこだわりだと思っていたことが、実は大人の「こうしてほしい」という思いから生まれていることもあります。
例えば、「早く着替えてほしい」「ごはんはきれいに食べてほしい」「使ったものはきちんと片付けてほしい」など。どれも子どものためを思ってのことですよね。毎日忙しい中で、つい口を出したくなるのも自然なことです。
けれども、子どもには子どもなりのペースや考え、やり方があります。自分で選びたい、もう少し遊びたい、自分のやり方でやってみたい。そんな気持ちを、大人の「こうあるべき」で止めてしまっていることもあるのかもしれません。
そんなときは、少しだけ立ち止まって、「これは本当に今、必要なことかな?」「少しくらい違っていても大丈夫かな?」と考えてみませんか。
大人のこだわりを少し手放すだけで、注意する回数が減ったり、子どもの行動をゆったり見守れたりすることがあります。すると、親子の気持ちにも少しずつ余裕が生まれてきます。
もちろん、何でも子どもの思いどおりにする必要はありません。大切なルールは伝えながら、譲れるところは譲ってみる。そんな柔軟さも、子どもと心地よく過ごすための大切な工夫です。
子どもを変えようと頑張る前に、大人の「こうあるべき」を少しお休みしてみる。そんな小さな心がけが、親子の毎日を今より少し楽にしてくれるかもしれません。

